株式会社ナナイロはBI/DWH/データ基盤、Excel/Access, php, Javascript を得意分野とする仙台のソフトウェア企業です。

登録と同時にメールを送信します。
データ更新はビジネスプロセスで実装します。
ビジネスプロセス内でNOTIFYコマンドにより、メール送信します。

ビジネスプロセス

実装イメージ
メール通知する」にチェックして更新ボタンが押されたら、更新と同時にメール送信します。

更新ボタンよりビジネスプロセスを呼び出します。<br>
加工式: BP_I215_PROJECT_REPORT:'UPD',MAIL_TO, C_MAIL,W_UPDATE_TANTO

制御コード：INVOKE でデータ更新のビジネスプロセスを呼び出しています。
制御コード：NOTIFY がメール送信箇所です。
NOTIFYコマンドのパラメータは
送信元、送信先、件名、本文　です。
_ARG_.xxx はビジネスプロセスへのパラメータを表し、
LS() はOS改行文字、
REP.XXX はビジネスプロセスに紐付けられているモデル、
CREATEURL関数は この画面への直接リンクを表現する関数になります。

WebPerformer設定ファイル

eclipse/plugins/jp.co.canon_soft.wp.generator.ui_2.0.0/model/JavaWebApp/WEB-INF/src/wpapp.confをsrc/JavaWebApp/<APPLICATION_NAME>/WEB-INF/src/wpapp.conf にコピーします。

値の書換え mail.smtp.host=probsc.sakura.ne.jp　← SMTPメールサーバー 行追加 mail.session.jndi=mail/Session　← 任意の名前でOK mail.session.apply=true

補足しておくと、GMAILから送信出来ないか、2〜3時間粘りましたが、
今のところ成功していません。うまく設定出来た方、ご一報下さい…

2017.1.20 追記)
「G Suite SMTPリレー」という機能を使うとGMailからメール送信出来ました。
参照 → https://support.google.com/a/answer/176600?hl=ja
ポイント
・SMTPサーバーに smtp-relay.gmail.com を指定する
・server.xml に mail.smtp.auth="false" とする

TOMCAT設定ファイル

<TOMCAT_HOME>/conf/以下のserver.xml, context.xmlに記述します。
※値を変更した場合はTomcat再起動が必要です。
※TOMCAT7で動作確認

　context.xml

<context> <ResourceLink global="mail/Session" name="mail/Session" type="javax.mail.Session"/> </context>

　server.xml

<GlobalNamingResources> 　<Resource name="mail/Session" 　　auth="Container" 　　type="javax.mail.Session" 　　mail.smtp.host="probsc.sakura.ne.jp"　　←　SMTPメールサーバー 　　mail.smtp.auth="true" 　　mail.smtp.user="メールアドレス" 　　mail.smtp.pwd="パスワード"/> </GlobalNamingResources>

　※SMTPサーバーを２箇所で設定するのはなぜなんでしょうか・・・

インストールライブラリ

Java Mailライブラリのバージョンとしては古いのですが、WebPerformerのマニュアルで指定されているので、ヘタに逆らってもハマるだけです・・・
mail.jar, activation.jarを以下よりダウンロードし、<TOMCAT_HOME>/lib にコピーします。

■JavaMail API Release 1.3.3
　http://www.oracle.com/technetwork/java/javamail-1-3-3-137201.html　から
　javamail-1_3_3_01.zip　をダウンロードし、中からmail.jarを取り出す。

■JavaBeans Activation Framework　http://www.oracle.com/technetwork/java/javasebusiness/downloads/java-archive-downloads-java-plat-419418.html#jaf-1.1.1-fcs-oth-JPR　から jaf-1_1-fr.zip　をダウンロードし、中からactivation.jarを取り出す。

以上です。